ハイエースは100系と200系どっちがいい?乗り心地など違いを調べてみた!  

ハイエースには大きく分けて、100系と200系があります。

100系はかなり古くなりましたが、その高耐久性ゆえにまだまだ現役で見かけます。

となると、これからハイエースを買う人は、100系と200系どっちが良いのか悩みますよね…。

そこで両車にどんな違いがあるのか調べてみました。

エンジンのパワーに違いがある

排出ガスの規制は重要な要素ですが、100系と200系の違いは主にエンジンパワーにあります。

私自身、2500ccのセダンからハイエースに切り替える決断を下したのも、エンジンパワーの向上があったからです。

プライベートで使用する際、高速道路や登坂でスロットルを全開にしなければならないのは、けっこう忍耐が必要です。

100系のバンも同様の経験でした。

 

残された選択肢には、100系ワゴンベースがあります。

それと同時に、3000ccディーゼル・ターボ(エンジン形式1KZ-TE)や、2400ccガソリン(エンジン形式2RZ-E)を搭載したキャンピングカーも考えられます。

ディーゼル車はすでに規制対象となり、規制区域外に拠点を置く3/5ナンバー車のみが都市内に入れる可能性があります。

100系の2400ccガソリン車(エンジン形式2RZ-E)は、200系の2700cc(エンジン形式2TR-FE)と比べて登坂や高速道路での余裕が異なり、燃費も向上しています。

様々な要因が絡みますが、現在購入を検討するのであれば、200系前期のスーパーロングモデルをおすすめします。

 

100系ディーゼルは排ガス規制に注意

地域的な規制が厳しくなりましたが、100系ロイヤルのディーゼル車は忘れられません。

その装備、快適な乗り心地、そして印象的な速さにもかかわらず、燃費が優れていました。

もし機会があれば、もう一度その車に乗ってみたいです。

ただし、ディーゼル車は一部の地域で登録や運転が制限されているため、200系3型以降がおすすめです。

4型後期からはアドブルーの補充が必要で、補充しないと走行できないからです。

もしバンでの利用を考えているのであれば、200系でも問題ないと思います。

 

ただ、ワゴン車を検討している場合なら、100系中期がおすすめです。

100系後期以降は排ガス規制が厳しく、そのせいでエンジンのポテンシャルが犠牲になっています。

快適な運転が難しいかもしれませんので、中期モデルが最適だと思います。

ただし、現在の状況で200系の外見が受け入れられるのであれば、200系も検討の余地があるかもしれません。

 

200系ディーゼルは加速が速い

乗ってみた印象から言えることは、200系ディーゼルターボエンジンは非常に使いやすいということです。

200系の2,500ccディーゼルターボは、古い100系(2,800ccのエンジン)に比べて、大幅に出力が向上しています。

特に加速時には、その違いが明白です!

また一定速度の走行からでも、加速は驚くほどスムーズです。

もたつくことがありません。

 

さらにアクセルペダルは100系のものよりもかなり軽くなっています。

40キロ、50キロで走行しても、全く足にストレスを感じません。

また同じ速度でも、100系ハイエースよりも200系の方が、なぜか体感的に速く感じます。

80~100キロの高速速度でも、ストレスを感じることがありません。

200系は本当に一定速度で走りやすいのです。

ここが100系との大きな違いだと思います。

 

もちろんアクセルを踏むとターボが作動してしっかりと加速します。

アクセルペダルを軽く踏んでいるだけで、80~100キロの速度を保つのは簡単です。

200系は速いです!

上り坂にも登坂車線があっても速度は下がりませんし、むしろ加速が可能です。

100系の2800ccディーゼルと比べれば、性能が飛躍的に向上しています。

 

ただし、タイヤや視線の高さによる影響かもしれませんが、安定感がちょっと足りないように感じることもあります。

足回りがついて行けていないように思えることも…。

この辺りは100系に似ているものがあります。

もしかしたら、速度を抑えるための安全対策?なのかもしれません。

 

100系のエンジンはパワー不足

200系は100系よりも、エンジンがパワフルな印象です!

急なカーブや上り坂でも、確実に速度が上がって行きます。

以前の100系ディーゼルエンジンでは、ヘアピンカーブの上りではエンジンが唸っていてパワー不足でした。

アクセルを踏んでも速度が上がりません。

 

しかし200系ディーゼルエンジンはパワフルで、トラクションが確実に効きます。

100系に比べてかなり進化しています!

高速道路を走ると、100系と200系との差がを一番感じることができるでしょう。

100系には良い点もありますが、総合的に見て200系が優れていると言えるでしょう。

 

100系ディーゼルは乗り心地が悪い

以前、H10年式のSG 2.8Dに乗っていました。

最近は200系のガソリン車のSGに乗り換えました。

ガソリン車には、ディーゼルとはまったく違う良い乗り心地を感じています。

おそらく初めて乗った時は、誰もがその違いに驚くことでしょう。

 

都内をちょくちょく移動する際、ディーゼル車が適していると感じました。

ガソリン車は中速から高速域では快適ですが、低速での加速がスムーズでなく、変速も特有の癖があるからです。

エアコンの効きも、100系と比較すると少し控えめのように感じます。

燃費はディーゼルに比べて悪いです。

 

毎日、後部座席に年配の母親を乗せています。

乗り降りには変わりがありませんが、母親はガソリン車になってから、乗り心地が良くなったことを実感しているようです。

私の妻も同じように、ガソリン車の乗り心地に非常に満足しています。

 

この夏、200キロのドライブをしましたが、妻と母親は途中で寝てしまいました。

以前の100系のディーゼル車では、こんなことはなかったです。

エンジン音だけでなく、車体全体の振動対策が改善されています。

初めは私も乗り換えに悩みましたが、今は200系ガソリン車に満足しています。

100系ディーゼル車の振動や騒音は、もう受け入れられません。

 

燃料代以外はガソリン車の方が良い

私はH8年式の2.8D2駆DXから、200系のガソリン2駆S-GLに乗り換えました。

燃費は積載量が約100キロの街乗りの場合、ディーゼル車が7~8km/L(後半)で、ガソリン車が6~7km/L(前半)です。

また高速道路ではディーゼル車とガソリン車の両方とも約10km/L(120キロの巡航速度)です。

以前のディーゼル車の燃費があまり良くなかったため、燃費はあまり変わりませんが、燃料代はかなり違います。

あなたが年間で2万キロ以上走るなら、ディーゼル車が良いかもしれません。

私も購入時にディーゼルとガソリンの間で、かなり悩みました。

 

ガソリン車の良い点は、静かさと臭いのなさですね。

バックドアを開けて荷物を出し入れしても、臭いがしません。

以前は同乗者に「早く閉めて!」と言われることがよくありました。

 

高速道路でも100系ディーゼル車では120キロを出すと会話も難しくなり、遠出する際はガソリン車で行っていました。

この夏、信州に200系で行きましたが、高速道路では快適!

ただし信州の山道では力不足を感じました。

以前は2台所有していましたが、今はS-GLに絞りました。

これで充分です。

燃料を入れるとき以外は、ガソリン車にして本当に良かったです。

 

200系の方が静かで乗り心地が良い

100系のSG 3.0ディーゼルから、200系のSG ディーゼルに車を乗り換えました(どちらも2駆)。

100系の燃費はリットル当たり9キロ程度でしたが、200系に乗り換えるとリットル当たり12キロと向上しました。

乗り心地は柔らかく、騒音も静かになったと感じます。

エアコンの効きはあまり変わらないようです。

 

また友人がH7DX 2.8Dから、200系DX 2.0ガソリンに車を買い替えました。

燃費は以前は10km/Lでしたが、新しい車では6~7km/Lに低下しました。

以前は500kmで給油する必要があったのが、今は400kmで給油が必要です。

ただし音は大幅に静かになり、ガソリン車に買い替えて良かったと言ってました。




ハイエース

Posted by ちたま