実は場所取りが、一番のストレスだったりしません?
「ルールってどこまでOKなの?」
「割り込まれたらどうすればいい?」
「外国人ゲストへの対応が怖い…」
パレードやショーの場所取りって、楽しみのはずなのに知らないと地雷だらけなんです。
そこでこの記事では、
・公式が定めているルールと暗黙のマナー
・よくあるトラブルとその対処法
・知らずにやってしまう失敗パターン
まで、まるっとまとめました。
読んでおくだけで、当日の安心感がまったく変わりますよ。
まず場所取りの公式ルールを確認!
「なんとなくやっていた」では、思わぬトラブルになることもあります。
まずは公式が定めているルールを、しっかり頭に入れておきましょう。
レジャーシートは待機中のみ使用可
公式ルールとして、レジャーシートを使った場所取りは、
「ショーやパレードを鑑賞するための待機中」
に限って許可されています。
以前は「開始1時間前まではシートを広げてはいけない」というルールがありました。
しかし、現在は「場所取り開始と同時にシートを広げてOK」に変更されています。
変わっていないのが「必ず誰かがその場にいなければならない」というルールです。
シートや荷物だけを置いて、全員がその場を離れることは禁止。
無人のシートは、キャストに撤去されることがあります。
「ちょっとトイレに行くだけ」でも、長時間戻らない場合は遺失物として回収されてしまうので、注意が必要です。
全員揃ってから場所を確保する
場所取りは、パレードやショーを観る全員が揃った状態で始めるのが基本。
代表者1人だけが先に行って、複数人分の場所を確保するのはNGです。
後から、友達や家族が合流するために場所を取り置きするのも、公式ルール上は認められていません。
「先に場所だけ押さえておく」という行為は、ほかのゲストからすれば実質的な割り込みに見えてしまいます。
グループで行く場合は、全員でまとまって移動してから場所取りを始めましょう。
背の低い椅子に座って待機はOK
折りたたみ椅子は、パーク内への持ち込みが禁止されていません。
ただし椅子の高さが、前列に座るほかのゲストの視界を妨げるサイズはNG。
30cm以下の低めのものが安心です。
待機中は、椅子に座って待つことができます。
しかし、パレードやショーが始まったら、椅子から降りて地面に座るか立つかで鑑賞します。
「椅子に乗って見る」「椅子の上に立つ」は絶対にNGです。
ベビーカーは早めに畳んで脇に置く
ベビーカーを使っている場合、パレードが始まる前に畳んで、シートのそばに置いておくのがルールです。
子どもが起きていてベビーカーを畳めない場合は、キャストに相談してみてください。
なお、小学6年生以下の子どもがいる家族には、ファミリーエリアという専用の観覧スペースが用意されています。
ベビーカーを畳まなくても、そのまま鑑賞可能。
小さな子ども連れのファミリーは、キャストに声をかけて確認してみるといいですよ。
知らないと恥をかく暗黙のマナー
公式ルールには書かれていないけれど、知っておかないと、周囲から白い目で見られてしまうマナーもあります。
これを知っているかどうかで、その場の雰囲気がまるっきり変わります。
シートは人数分のスペースに収める
レジャーシートの大きさは、実際に座る人数にぴったり合ったサイズにするのが、暗黙のルールです。
「荷物置き場のため」に人数以上の広さを確保したり、隣のグループとの間に不自然な空白地帯を作ったりするのは、マナー違反とみなされます。
・2人なら、90cm×120cm程度
・3〜4人なら、120cm×180cm程度
が目安です。
混雑してきたら、キャストからシートを詰めるよう案内が入ることもあるので、その指示には素直に従いましょう。
通路や出入り口にシートを敷かない
「少しでも前に」という気持ちはわかりますが、通路や出入り口の近くにシートを敷くのはNGです。
緊急時の避難の妨げになるため、キャストから移動を促されることがあります。
また、ほかのゲストが頻繁に横切る場所も避けましょう。
後からきたゲストが、踏んでしまうトラブルの原因になります。
前列は座ったままの鑑賞が鉄則
座り見エリアの前列を確保した場合、パレード・ショーが始まってから立ち上がるのは、絶対にNGです。
前列で立ち上がると、後ろに並んでいるすべての人の視界をふさいでしまいます。
「少しだけ膝立ちするくらいなら」と思ってもNG。
子どもが見えないからといって肩車をするのも、後方のゲストへの配慮が必要です。
「前列に座ったら最後まで座って鑑賞する」と覚えておきましょう。
離席する時はひとこと声をかける
トイレや買い物で一時的に席を外す場合、隣のグループに「少し席を外します」とひと言伝えておくのがスマートです。
また、1人で場所取りをしている場合や、全員でその場を離れる必要がある場合は、必ずキャストに声をかけてから離席しましょう。
キャストに伝えておけば、荷物だけの状態でも撤去されにくくなります。
ただし、30分以上戻らない場合は回収されることがあるので、長時間の離席には注意が必要です。
よくあるトラブルと正しい対処法
ルールを知っていても、トラブルは突然やってきます。
遭遇したときに慌てないよう、あらかじめ対処法を頭に入れておきましょう。
割り込みには自分で対応しないこと
割り込みに遭ったとき、感情的にその場で直接言い争うのは得策ではありません。
特に、相手が日本語ワカリマセンな外国人の場合、言葉が通じずさらに険悪な雰囲気になるリスクがあります。
正しい対処法は、ただ一つ!
近くにいるキャストに相談することです。
キャストは複数言語で対応できる場合がありますし、「ゲスト同士のトラブル対応」はキャストの仕事の一つです。
「自分で解決しなければ…!」と思わず、迷わずキャストを頼りましょう。
他人の荷物を勝手に移動しない
荷物だけで確保してあったので、その真横に座ったらトラブルになった、というケースがあります。
荷物だけの場所取りは、公式ルール上NGです。
しかし、だからといって自分で荷物をどかしたり、強引に座ったりするのは揉めごとの元になります。
「荷物だけ置いてあったので座りました」と冷静に説明した上で、それでも相手が強硬であればキャストを呼ぶのが最善です。
ルールを知っている側が冷静でいることが、トラブルを防ぐことにつながります。
前列が立ち上がっても声を掛けない
せっかく場所取りをしたのに、前列が立ち上がってしまい全然見えなかった、という経験をした人は多いはずです。
この場合も直接声をかけるより、先にキャストに相談するのが一番スムーズです。
「前の方が立っていて見えない」とキャストに伝えると、キャストがそのゲストに声をかけてくれます。
感情的になって自分で言い合いになると、せっかくの時間が台無しになってしまいますよ。
外国人とのトラブルが起きる本当の理由
「また外国人に割り込まれた」という声を、SNSで見かけることが増えています。
なぜ、こういうことが起きるのかを知っておくと、対処の仕方が変わってくるんです。
場所取り文化はTDR独自の慣習
実はパレードやショーのために、何時間も前から場所取りをするという文化は、東京ディズニーリゾートほぼ独自の慣習です。
本場アメリカのディズニーランドやディズニーワールドでは、シートを広げて場所を確保するという行為は一般的ではありません。
フランスや香港、上海のディズニーも同様で、現地では「先に来た人がいい場所で見られる」というシンプルな仕組みになっています。
つまり外国人ゲストにとって、TDRの場所取り文化は「知らなくて当然のもの」なんです。
「悪意を持って割り込んでいる」というより「ルール自体をそもそも知らない」というケースが、実は大半を占めています。
知らないと悪意があるは別の話
もちろん、知った上でルールを無視しているケースも、ゼロではありません。
ただ、怒りに任せて直接対立しても解決にはならず、お互いに楽しい時間が失われるだけです。
「場所取りのルールはここでは守ってほしい」という意思を伝えるには、英語や身振り手振りで穏やかに伝えるか、キャストを呼ぶのが現実的です。
「なぜこういうことが起きるのか?」という背景を知っておくだけで、その場での冷静さが保ちやすくなりますよ。
実はやってしまった側になっていることも
ここからは少し視点を変えて、知らないうちに自分がルール違反をしていたというケースについて話します。
「トラブルに遭った話」はよく聞くけど、「自分が原因だった話」はなかなか表に出ないですよね。
「荷物だけ置いておけばいい」
「ちょっと離れるだけだから、シートと荷物だけ置いておこう」
これ、知らずにやってしまっていた人は多いはずです。
特にディズニーに慣れてきた頃に「なんとなくみんなやってそう」という感覚でやってしまいがちです。
・戻ってきたら荷物が撤去されていて、キャストに取りに行く羽目になった
・戻ってきたら別のゲストが隣に座っていて、ひと悶着になった
こういう体験談は、ルールを知らなかったことが原因です。
「必ず誰かがいないといけない」というのは、場所取りの最低限のルールとして覚えておきましょう。
「後から来る人の分も確保しておこう」
「あとで来る友達の分も確保しておこう」と思って、大きめのシートを広げたらキャストに注意された、という人もいます。
「友達のために」という善意でやっていても、ルール上は「揃っていない人数分の場所取り」はNGです。
後からやってきた友達が列に「合流」する形で入ってくる行為は、周囲のゲストから割り込みに見えてしまいます。
「事前にそういうルールだと知っていたら、絶対にやらなかった」
という声が多く、本当に知識の差だけでトラブルになってしまうケースですね。
広すぎるシートは調整される
シートを広げた後、キャストから「少し詰めてもらえますか」と声をかけられることがあります。
これはルール違反というより、混雑対応のためにキャストが全体を調整している場面です。
このとき「ちゃんと並んで取った場所なのに!」と感情的になってしまうと、周囲の雰囲気が悪くなります。
キャストの案内には素直に従うのが、その場全体をハッピーに保つコツです。
子連れファミリーの場所取りアドバイス
小さな子どもがいると、「何時間も地面に座って待てるかな」という不安がありますよね。
子連れ特有の悩みに合わせた、現実的な対処法を紹介します。
ファミリーエリアは場所取り不要
ディズニーランドには、小学6年生以下の子どもがいる家族向けの「ファミリーエリア」が設けられています。
ここはベビーカーをそのまま持ち込めて、立って鑑賞できるスペースです。
長時間地面に座って待つ必要がないので、子どもが「もう帰りたい」となってしまうリスクを大幅に減らせます。
ファミリーエリアの場所や利用条件は、当日変わることがあります。
入園後に、キャストに確認するのが確実です。
最前列でなくてもいい場合もある
「最前列で見せてあげたい」という気持ちはよくわかります。
でも、2〜3時間待っている間に子どもが疲れてぐずってしまったり、トイレに何度も行かなければならなかったり…。
結局、パレードが始まったときには親も子どもも疲れ果てていた……というのが子連れあるあるです。
2列目・3列目でも、意外とキャラクターはよく見えます。
後方の立ち見エリアから、肩車して見せてあげる方が子どもが喜ぶこともあります。
「最前列が絶対!」にこだわらず、子どもの体調や気分に合わせた柔軟な計画の方が、当日の満足度が高くなることも多いです。
そこまでして場所取りする必要はある?
ここで、少し立ち止まって考えてほしいです。
2〜3時間も地面に座って待つことが、本当にその日の楽しさに直結しているかどうか?を一度確認して下さい。
場所取りで疲れて始まった頃にはヘトヘト
「最前列で見たい!」と気合いを入れて3時間前から場所取りをしたら、パレードが始まった頃には足が痺れていた。
腰が痛かった、疲れて感動する余裕がなかった・・・こういう体験談、けっこう多いです。
前列で座って待つという行為は、思っている以上に体力を消耗します。
夏は熱中症のリスクもあり、冬は地面からの冷えで体がガチガチになります。
「せっかく確保したのに楽しめなかった」というのが、場所取りにまつわる一番もったいない後悔です。
DPAに課金する方がトータルで楽しめる
ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜などのショーには、DPA(ディズニー・プレミアアクセス)で観覧できる有料エリアがあります。
1人2,500円前後の費用はかかります。
しかし、場所取りに費やす2〜3時間をほかのアトラクション・グルメ・グッズショッピングに使える時間に変えられます。
「時間 vs お金」のバランスで考えたとき、DPAの方がトータルの満足度が高くなるケースは少なくありません。
特に、子ども連れや体力に不安がある方には、DPAという選択肢を真剣に検討してほしいです。
場所取りに全エネルギーをつぎ込みすぎない
場所取りのルールって、覚えることが多そうで実はシンプルです。
・全員揃ってから始める
・誰かが必ずその場にいる
・前列は座ったまま見る
・トラブルはキャストに相談する
この4つを押さえておけば、ほとんどの問題は防げます。
それと同時に、場所取りに全エネルギーをつぎ込みすぎないという視点も、大切にしてほしいです。
何時間もかけて確保した場所でショーを見ることだけが、ディズニーの楽しみ方じゃないですから。
ルールを知った上で臨機応変に動ける人が、結果的に一番楽しめているんじゃないかと思います。
ぜひ次回のディズニーは、場所取りも含めてゆとりある計画で楽しんでみてください。

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