センターオブジアースのエレベーターの仕組みや速さは?テラベーターは上がってるかについても解説!
東京ディズニーシーを象徴するアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」は、スリル満点の冒険が楽しめることで知られています。
プロメテウス火山を疾走するこのジェットコースター型アトラクションは、園内でも際立ってスリリングな存在です。
この記事では「センター・オブ・ジ・アース」に関する興味深いトリビアをいくつかご紹介します。
これらの話題は待ち時間や、ディズニーへの移動時間の楽しい話題になるでしょう。
Contents
センターオブジアースの仕組みと豆知識
高い人気を誇る、シーのアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」。
その背後には、名探検家ネモ船長が設計した地底探検車に乗り、未踏の地底世界へと冒険するというストーリーが広がっています。
今回はこのアトラクションにまつわる、ユニークな情報を紹介します。
テラベーターは実は上がっている
待ち列では通常の待ち行列と、ファストパス専用列が一か所で合流する場面があります。
その直後に、通称「テラヴェータ」と呼ばれるエレベーターに乗りますが、ここで意外な事実があります。
実はこのエレベーターは上昇しているのです。
スタンバイとファストパスの列が合流した後、「テラヴェータ」と呼ばれるエレベーターで出発点のベースステーションへ向かいます。
地底800メートルの設定を表現するために、高い耐久性と安定性を備えたこのエレベーターですが、実際にそれほどの深さには降りていません。
多くの乗客が下降していると感じるのは、風と音の錯覚を利用した仕掛けがあるからです。
エレベーターが上昇するときに下から送風することで、落下しているかのような感覚を演出し、特定の音を流して下降しているような錯覚を生み出します。
#東京ディズニーシー
センターオブジアースのテラベータって下に行ってると思ったら上に行ってるんだ!!初めて知った pic.twitter.com/XRqLPEO4b0— しょうきんこ (@shokinko_baby) March 7, 2021
油圧式の独自の匂いで地底を演出
またスタッフが、
「地底800メートルのベースステーションへ向かいます」
とアナウンスすることで、その感覚をさらに強化します。
エレベーターを出た後は階段を下りますが、実際には入口と同じ高さであり、実は上昇していたことになります。
「センター・オブ・ジ・アース」のエレベーターは油圧式を採用しており、日常的に使用されるロープ式とは異なります。
油圧式独自のわずかな匂いを演出し、地底への移動感を出しています。
ランドのスターツアーズとか、シーのセンターオブジアースのテラベータのあの独特な匂いってなんなんだろう
— そば茶 (@sobachamorimori) March 22, 2021
時速75km/hでディズニー最速
ランドとシーには様々なアトラクションがありますが、「センター・オブ・ジ・アース」はその中でも特に速さで知られています。
このアトラクションは、最高時速約75kmに達することができます。
特にアトラクションのハイライトである火山の生物、巨大なラーバモンスターとの遭遇シーンを経て、最高速度に到達するときのスリルは格別です。
最初はゆったりとした進行から突然の加速に変わるその瞬間は、訪れる人々を息をのむほどの興奮に導きます。
ディズニーパーク内のアトラクションの速度を比較すると、次のようになります。
【ディズニー最速アトラクションランキング】
1位:センター・オブ・ジ・アース(約75km/h)
2位:スプラッシュ・マウンテン(約64km/h)
3位:レイジング・スピリッツ(約60km/h)
アトラクションごとに異なる動き(走行、落下、回転など)を考慮しながらも、最高速度でランキングしています。
あとゅかさんが言ってたセンターオブジアースの速度ですが、ゅかさんのご記憶通り東京ディズニーリゾート内でいちばんの速さです。
その時速なんと75km!
センターオブジアースはそのアトラクションの特性上モーターはF1級の馬力を持ち、路面には航空母艦で使用される素材を使ってるようです。#ゅか生— トト (@kotatu_derenai) August 22, 2020
高さ20mから落下するスリルと怖さ
「センター・オブ・ジ・アース」のクライマックスには、心躍る地底への落下セクションが設けられています。
その落下の高さは約20mに達し、これは5〜6階建の建物に匹敵する高さであり、ゲストにとってはかなりのスリルと怖さです。
ディズニーの中で最も高い落下を楽しめるのは「タワー・オブ・テラー」の約38m。
「センター・オブ・ジ・アース」は、これに続く高さになります。
ラーバモンスターのオスの影が見える
アトラクションのクライマックスで出会う「ラーバモンスター」は、来園者にとってハイライトの一つです。
この生物はさまざまな名で呼ばれていますが、注目すべき点は性別がメスであることです。
母性を感じさせるラーバモンスターは、自らの卵を守る姿が非常に印象的です。
ラーバモンスターの足元をよく見ると、ゲストが乗るのと同型の地底探検車があるのを確認できます。
かつて同じ道を進んだ探検隊が、ラーバモンスターの巣で遭難したことを暗示しています。
またアトラクションのある場面では、その影からオスのラーバモンスターと思しき姿が垣間見ることもできます。
センターオブジアースで好きなところは雷で落ちた後にラーバモンスターのシルエットが左に見えるけど、そのあと右側に移動してるのが音響効果でちゃんとわかるところなんだけどわかる人いる?
— (ディズ) (@DIS126) August 3, 2020
ネモ船長は原作には登場しない
ディズニーパークのアトラクションやエリアは、しばしば古典文学や映画にインスパイアされて誕生しています。
「センター・オブ・ジ・アース」も例外ではなく、ある有名なフランスのSF冒険小説からの影響を受けています。
このアトラクションの背景には、19世紀の大文豪、ジュール・ヴェルヌの「地底旅行」という作品があります。
ディズニーシーと原作とでは、基本的な探検のコンセプトは共通していますが、物語の詳細にはいくつかの違いがあります。
それはこのアトラクションが、ディズニーシー独自のストーリーに基づいているためです。
この物語における「ネモ船長」という奇妙な天才科学者は、実は原作の「地底旅行」には登場しません。
彼が活躍するのは、ヴェルヌの別作品「海底二万里」においてです。
そして「海底二万マイル」や「ミステリアスアイランド」のテーマエリアは、「神秘の島」というヴェルヌの作品から着想を得ています。
結果として「センター・オブ・ジ・アース」は、ヴェルヌの複数の作品が融合し、ユニークな体験を提供しているのです。
「センターオブジアース」
後発のせいか巷の評価は平凡も、個人的にはかなり好きなアトラクション。
原作のヴェルヌ「地底旅行」の世界観を完璧に再現した完成度の高さは随一。ぜひ原作を読んでから乗ってほしい。面白さが倍加する。 pic.twitter.com/gxv5btxWFg— との王子 (@tonoafro) April 16, 2022
怖くない方法は下降時に息を吐くこと
東京ディズニーリゾートで、最もスリリングな体験を提供するのが「センター・オブ・ジ・アース」です。
速さと高さの両方で他を圧倒するこのアトラクションは、時には避けて通れない恐怖体験となることも。
そんな時こそ、親しい人やパートナーとの絆を深める体験になり得ます。
ここでは恐怖を乗り越える、一つの方法をご提案します。
それは「声を出す」、あるいは「息を吐く」というシンプルな行為です。
特にジェットコースターが苦手な人は、体が宙に浮くような感覚が恐怖心を増大させることがあります。
下降時に叫ぶか大きく息を吐くことで、この感覚を軽減することが可能です。
声を出すのが苦手な方でも、深呼吸をするだけで簡単に試すことができます。
恐怖が避けられない時は、ぜひこの方法を試してみてください。
【まとめ】センターオブジアースの裏側
「センター・オブ・ジ・アース」にまつわる仕組みや豆知識、裏話をいくつかご紹介しました。
・ エレベーターは実際には上昇する仕組。
・TDRで最速のスピードを誇る。
・落下する高さは20メートルにもなる。
・登場するラーバモンスターはメスで、影はオス。
これらの話題をアトラクションの待ち時間やディズニー行き帰りの会話に織り交ぜると、楽しさが倍増するかもしれません。
エレベーターの仕組みについては特にあまり知られていないので、話題としても興味深いでしょう。
細かい仕掛けや工夫が施されたアトラクションほど、知れば知るほど魅力を感じられるものです。
もしあなたが何か面白い事実をご存知なら、ぜひシェアしてください。
今回は「センター・オブ・ジ・アースに隠されたエレベーターの秘密」というテーマでお送りしました。
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