スリル満載の冒険!ホーンテッドマンションの恐怖と魅力を探る
ディズニーランド内の魅力溢れるアトラクション、ホーンテッドマンションの恐怖にまつわる都市伝説や話題をご紹介します。
このアトラクションは、古びた洋館をモチーフにしたお化け屋敷で、999体の幽霊が住むとのウワサです。
実際の幽霊に遭遇するかもしれない…という都市伝説もあり、その背後にある不気味な伝説や、恐怖を演出する仕掛けについて解説します。
「どのようにしてこの恐怖を演出しているのか?」という疑問に応えつつ、ホーンテッドマンションの演出方法を紹介します。
Contents
ホーンテッドマンションの魅力とは
ファンタジーランドに位置する、東京ディズニーランドのホーンテッドマンションは、幽霊が住む魅力的なアトラクションです。
ゲストは999体の幽霊が徘徊する、この館を探検するライドに乗ります。
そして1000番目の幽霊を探す、幽霊たちのストーリーが展開されます。
アトラクションの前半部では、青年が骸骨に変わる不思議な絵や伸びる絵画が登場。
後半では幽霊たちが踊る驚くべきシーンや、隠された仕掛けが見られます。
しかしホーンテッドマンションは、ただ恐ろしいだけではありません。
毎年、ディズニー・ハロウィーンからディズニー・クリスマスにかけて、ティム・バートンの『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をテーマにした「ホリデーナイトメア」が開催されます。
この期間中、ホーンテッドマンションは、特別なお化け屋敷へと変貌を遂げます。
ジャック・スケリントンやハロウィーンタウンの住人たちが、クリスマスの準備に忙しくしている様子が見られます。
通常は不気味なこのお化け屋敷も、この期間中は明るく楽しい雰囲気に変わり、お化け屋敷が苦手な方にもお楽しみいただけます。
それではホーンテッドマンションの恐怖に満ちた、都市伝説を一緒に探っていきましょう。
不気味な伝説①:謎多き少女の出現
ホーンテッドマンションが公開された際、来場者が最も怖いと感じたシーンを調査した結果です。
多くの人が「書棚の後ろから現れ、廊下で手を振る少女の姿」を指摘しました。
しかしスタッフは、この演出に困惑します。
実際は、そんなシーンは存在しないからです。
にもかかわらず、この特定の廊下で、計画されていない少女の姿が頻繁に目撃されています。
不気味な伝説②:幻影のダンスパーティー少女
ホーンテッドマンションの後半には、幽霊たちが宴会やダンスを楽しむ場面があります。
このダンスパーティーに、他の幽霊たちに溶け込むように静かに見つめる少女の霊が現れると言われています。
他の幽霊は半透明ですが、この少女は実際の人間のように見えるそうです。
不気味な伝説③:窓に映る謎の女性
ホーンテッドマンションの外で待つ来場者たちが、洋館の窓に頻繁に「女性の姿」を目撃しています。
実はこの姿は幽霊ではなく、「グランマ・サラのキッチン」というレストランの窓に映った来場者の影です。
このレストランの窓は、ホーンテッドマンションの特別な演出の一環として利用されています。
不気味な伝説④:アトラクションの突然の停止
ホーンテッドマンションでは、時にアトラクションが突然停止します。
停止する際、「いたずら好きな幽霊が暴れているかもしれない。すぐに再開するので待機してください」とアナウンスされます。
この突然の停止は、幽霊の仕業だと噂されていますが、真実は不明です。
不気味な伝説⑤:閉園後の不可解な体験
ディズニーランド閉園後、ホーンテッドマンションのメンテナンススタッフが、女性のうめき声を聞くことがあります。
スタッフがアトラクション内を調べると、赤い服を着た女性の姿が壁をすり抜けるように現れることがあります。
このためメンテナンスは現在、複数のスタッフで行われています。
ホンテの恐怖は緻密な演出によるもの
ホーンテッドマンションでは、アトラクションの恐怖感を高めるために細かい演出が施されています。
これは訪れる者にとって、見逃せないポイントです!
単独でのライド体験
ホーンテッドマンションの体験中、"トゥームバギー"という乗り物で館内を巡ります。
このトゥームバギーは、恐怖の雰囲気を増すための特別な工夫がされています。
乗客を後ろから囲むような設計になっており、視線を前方に限定することで、独自の「孤独感」を演出しています。
墓石型のファストパス機
ホーンテッドマンションのファストパス機を使ったことはありますか?
この機械は墓石を模した、ユニークなデザインです。
機械の上部には骨壺が設置されており、非常に興味深いディテールです。
ユーモアあふれる墓石
ホーンテッドマンションを出た左側に、面白いメッセージが刻まれた墓石が並んでいます。
英語でユーモラスな言葉遊びが施されており、例えば、「スィーユーレイター」や「アイ・エル・ビーバック」など、約20人分の名前が彫られています。
恐怖の童話キャラクター、青ヒゲ
ホーンテッドマンションに登場する、最も恐ろしい幽霊は6人の妻を殺した青ヒゲです。
シャルル・ペローの童話「青ヒゲ」に登場する彼は、6人の妻を失踪させ、最終的には自らの手で殺害しました。
青ヒゲは7人目の妻にも危害を加えようとしましたが、最終的には彼女によって殺されました。
ホーンテッドマンションの出口近くの墓石には、青ヒゲ、彼の6人の妻、そして生き延びた7人目の妻の名前が刻まれています。
不吉な数字の使用
ディズニーランドのアトラクションの待ち時間は通常5分刻みですが、ホーンテッドマンションでは異なります。
待ち時間は4分、9分、13分と表示され、これらの数字は不吉な意味を持つ「忌み数」として知られています。
不吉な待ち時間『13分』
大人気のアトラクションであるホーンテッドマンションでは、休日は1時間以上待つことがありますが、平日は約10分のことも。
特に興味深いのは、実際の待ち時間が約10分の時に「13分」と表示されることがある点です。
西洋文化では「13」という数字が不吉とされ、ローマ教皇も避けるほど。
このアトラクションでは、意図的に「13分」と表示することで、不吉な雰囲気を演出しています。
この数字は、実は待ち時間が短いことの合図でもあるので、気になる方はぜひ注目してみてください。
無表情のキャスト
ディズニーリゾートのキャストは通常、笑顔で迎えてくれますが、ホーンテッドマンションのキャストは例外です。
ここでは無表情で低いテンション、無愛想な態度が基本で、それがアトラクションの雰囲気にぴったりの演出となっています。
コウモリが集まるアトラクション
霊感がある人々にとって、ディズニーランドの中で最も避けるべき場所は、ホーンテッドマンションだと言われています。
お化け屋敷のような場所は霊が集まりやすいとされ、霊感の強い人は異様な雰囲気を感じ取ることがあるそうです。
特に夕方には不思議とコウモリが集まる現象があり、これはディズニーの演出ではなく自然現象とされています。
嵐になびく木々
ホーンテッドマンションの敷地内には、荒れ果てた様子の植物があり、幽霊屋敷の雰囲気を出しています。
木々が右から左へとなびく様子は、嵐が吹き荒れているかのように見えます。
これは、訪れたゲストを屋敷に閉じ込めるための演出です。
また、糸杉が植えられており、ヨーロッパでは死や哀悼の象徴として知られています。
夜に現れるひとだま
ホーンテッドマンションの右側にはガラス張りの温室があり、ディズニー映画『ホーンテッドマンション』にも登場しています。
この温室では夜になると、青白いひとだまが現れることがあります。
その頻度は不明ですが、暗くなったらぜひ観察してみてください。
まとめ
ホーンテッドマンションには、実際と演出が見分けがたいほどの工夫が施されています。
訪れる際は、あなただけが体験するかもしれない特別な恐怖に注意してください。
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