新型ジムニーの購入後に感じた後悔ポイント5つ！避けるべきデメリットについて徹底解説！
新型ジムニーJB64に乗り換えてから、すでに1年半が過ぎました。
多くの人からよく聞かれるのは、
「ジムニーを買って失敗はなかったか？」
「ジムニーにはどんな欠点や問題点があるのか？」という質問です。
私の個人的な経験を話すと、新型ジムニーを手に入れたことには非常に満足しています。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、ジムニーに乗り換えることで、私の人生は良い方向に劇的に変化しつつあります。
しかし、愛着を持っている新型ジムニーでさえ、残念ながらいくつかの欠点やデメリットが存在しています。
今回は新型ジムニーを購入して後悔したポイントについて、率直にお話ししようと思います。
この記事を読んで、「このような点には耐えられない」と思う方は、購入を見送ることをおすすめします。
Contents
後悔ポイント①：納車まで1年待ちと長い
新型ジムニーを検討し始めてから、実際に注文するまでの期間は約1週間ぐらいです。
納車までに1年程度かかると聞いていたため、迷う余裕はないと感じていました。
この重大な決断に対して、夫も私の迅速さには驚いていたぐらいです。
納車を待っている1年間は、正直なところ長く感じられました。
注文した当初はわくわくしていましたが、3ヶ月が経過する頃にはその気持ちも少し薄れ気味に。
特に私たちが地方に住んでいることもあり、車がない生活の不便さには苛立ちを感じます。
この頃になると納車まで1年待つことに、後悔するような気持ちが強かったです。
夫は反対しましたが、納車までの間に中古車を購入しようかと、真剣に検討したこともありました。
そしてついに注文から1年が経ち、ジムニー納車の連絡が入りました！
電話を受けた時の喜びは言葉にできないほどで、車を迎えに行く日は緊張と興奮で朝から心が高鳴っていました。
後悔ポイント②：燃費の悪さと高いガソリン代
新型ジムニーを選んだ際、最も悩まされたのが燃費の問題です。
1年半経った現在、実際の燃費は9.5km/l〜10.0km/lで、カタログ値の13.2km/lと比較して大幅に低いです。
燃費の低下の主要因は、タイヤとホイールのカスタマイズにあると思われます。
私のJB64は、オートマ車の軽自動車で、ヨコハマのジオランダーG003 MT（サイズ185/85R 16）を装着しています。
これは純正より大きいサイズです。
またホイールには、DEANクロスカントリーのブラックを使用しています。
普段の運転は主に市街地で、交通量が多く信号も多いため、ブレーキを多用します。
最近のガソリン価格の高騰を考慮すると、年間のガソリン代は約13万円に上ります。
電気自動車に乗る友人がガソリン代0円を実現しているのを見ると、羨ましさを感じずにはいられません。
燃費を気にする方には、マニュアル車や純正タイヤとホイールを使うことをお勧めします。
そうすれば、他の軽自動車を選んだ場合と比較して、ガソリン代を半分程度に抑えることができるでしょう。
後悔ポイント③：ドアが大きく風に影響される
新型ジムニーを納車してから気づいたのが、ドアの大きさに伴う問題です。
ジムニーは3ドア車なので、一般の乗用車よりもドアが大きく設計されています。
風が強い日には、わずかに開けた状態でも、突然大きな勢いで「バン」と全開することがあります。
特にスーパーの駐車場で荷物を積み下ろしたり、子供を乗せ降ろししている時にこのような状況に遭遇しました。
幸い、その時は隣に車が停まっていなかったため事故は避けられましたが、「もし隣に車があったら…」と思うと恐ろしくなります。
ドアが風に煽られて大きく開いてしまうと、隣の車に傷をつけるリスクもあり非常に心配です。
この問題に対応するため、風が強い日には同伴者にドアを支えてもらうようにしています。
後悔ポイント④：乗り心地の悪さ、特に縦揺れ
新型ジムニーの乗り心地に関して、縦揺れが特に気になる点です。
不整地や大きな段差を越える際に、車体が激しく上下に揺れることが特徴です。
旧モデルのジムニーJB23と新型モデルを購入前に試乗した時、JB23は更に揺れが激しいと感じました。
座席に座っていると、揺れによって「イタタタッ！」と感じるほどです。
現行モデルのJB64はJB23に比べて揺れはマイルドですが、それでも乗り心地はあまり良くないです。
運転手はそれほど感じないかもしれませんが、後部座席の子供たちは時々びっくりすることがあります。
後悔ポイント⑤：車内が驚くほど狭い
新型ジムニーの車内空間の狭さは、初めて車を見たときに驚くほどです。
旧モデルと比べて広くなっているものの、他の軽自動車、例えばスズキのハスラーなどと比べると、その差は一目瞭然…。
家族4人で乗車すると、荷物の置き場所に困るほど狭く、購入を一瞬後悔したこともあります。
現在は天井ネットの設置などDIYで工夫し、収納スペースを確保しています。
ジムニーを購入して満足している理由
この記事では新型ジムニーのデメリットに焦点を当てましたが、私はこの車に乗って非常に満足しています。
購入を決めたのは、その外見の魅力に惹かれたためで、購入前には詳細な調査はほとんど行っていませんでした。
実際に乗ってみると、新型ジムニーの長所と短所を発見しました。
どの車にも得意分野や苦手な部分があり、完璧な車は存在しないでしょう。
しかし、私はジムニーの外見の魅力に加え、オフロード走行の楽しさやカスタマイズの面白さを発見し、この車の独特な魅力を存分に楽しんでいます。
ジムニーの欠点に対する考え方が重要
ジムニーはいくつかの欠点を持っていますが、それらをどう捉えるかが大事です。
新型ジムニーの欠点を改善しようとする努力は、楽しみの一つとなることもあります。
また、これらの欠点は、ジムニーのユニークな特性を形成する要素にもなり得ます。
以下は、私が感じている各欠点についての見解です。
納車まで1年の待ち時間
「納車まで1年」という期間は長く感じるかもしれませんが、待ち時間が長いほど、車への期待感や喜びも大きくなります。
さらに長い待ち時間は、車への愛着を深める要素ともなります。
ちなみに私の友人の中には、新型ジムニーを新古車で購入し、わずか5日で納車された人もいます。
彼らは納車が早かったことに、非常に喜んでいました。
燃費の悪さとガソリン代
新型ジムニーは燃費が悪いと言われることもありますが、実際には4WD車の中では比較的良い方です。
四輪駆動車を選ぶ際には、燃費に関してはある程度の妥協が必要です。
大きなドアが勢いよく開くこと
ジムニーの大きなドアは、駐車場などで注意が必要です。
人通りの少ない場所に駐車するように心がけ、場合によっては少し遠くに停めることもあります。
忙しい時は面倒に感じることもありますが、事故を防ぐためにはこのような配慮が必要です。
3ドアの不便さによる荷物の積み降ろし
ジムニーの3ドア構造は、後部座席への荷物の積み下ろしに不便さをもたらします。
リアゲートから荷物を取り出す必要があり、さらに後部座席に人を乗せる際には、運転席や助手席を倒してから乗り込む必要があります。
特に子供がいる場合や手に荷物を持っている時は、これが大きな負担となります。
日常的な使用でのストレスの原因になることもあります。
車内の細かな部分に高級感を欠く
ジムニーの細かな部分に高級感が欠けている点は、しばしば指摘されています。
例えば、勢いよく開くドアやシンプルな内装は、確かに高級感には欠けます。
しかし、これはジムニーがもともとオフロード走行を主目的として、設計されたためです。
最優先の事項は走破性であり、高級感を追求した設計ではありません。
ただし、4代目ジムニー（JB64）では内装の「安っぽさ」が軽減され、ドアの閉まる音も重厚感のある「バスッ」という音がします。
ジムニーを選ぶ際には、高級感より機能性を重視することが大切です。
乗り心地は車体が縦揺れて気になる
ジムニーの乗り心地について心配な場合、タイヤは純正のままにしておくのが良いでしょう。
もし大きなタイヤに変えたいなら、足回りも一緒にカスタマイズすることで、乗り心地が向上する可能性があります。
ただし足回りのカスタムは、10万円以上と高額になることがあります。
品質や知識が不足していると乗り心地が悪化する恐れもあるため、事前によく調べ、専門店に相談するのが賢明です。
車重ゆえの走り出しの加速が鈍い
新型ジムニーの走り出しの加速が鈍いのは、車両の重さが原因です。
オフロード性能の向上や車両の頑丈さを求めるためには、フレーム構造や部品が重くなります。
例えばハスラーやタフトと比較すると、ジムニーは約200kg重いため、加速性能が低下するのは仕方がないでしょう。
車内が狭く実質2人乗り
ジムニーの後部座席はフラットに倒して、荷物の積載スペースを広げることができます。
私のように家族4人で乗る場合、DIYで収納スペースを作ったり、ルーフラックを取り付けるなどして、車内の狭さを改善する方法もあります。
でもジムニーは、実質2人乗りと言ってもいいかもしれません。
デメリットに敏感な方は購入を再考すべき
私自身はジムニーの購入に非常に満足しています！
しかし、当記事でお話したようなデメリットが気になる方は、購入する際によく考える必要があります。
後悔しないためにも、事前にしっかりと検討することが大切です。
今回はジムニーのいくつかのデメリットを、オーナー目線から正直にレビューしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が購入を検討している方の役に立つことを願っています。
