お雑煮の餅の代わりになる具材とは?味付けについてもパティシエが解説!
こんにちは、パティシエのエミ~です ^^
まもなく新年がやってきますが、お正月と言えばやっぱりお雑煮ですよね!
我が家では主人がお雑煮が大好物なので、季節関係なく年中作っています(笑)。
でも、お正月となると毎年「お年寄りがのどに餅を詰まらせた!」というニュースをよく耳にします。
また「餅はあまり好きじゃない!」という方も、中にはいるかと思います。
そこで今回私が、お雑煮の餅の代わりになる具材を3つ考えましたのでご紹介します。
Contents
パティシエがおすすめ!お雑煮でお餅の代わりになる具材3選
その私のおすすめの3つの具材とは・・・
・白玉
・すいとん
・きりたんぽ
です。
どうですか?全く味の想像が付きませんよね。
どれもオススメですよ。
この3つについて、それぞれ紹介していきます。
お雑煮の餅の代わりには食べやすく甘さもない白玉がおすすめ
まずはこれ、白玉。
白玉と言えば、お汁粉やあんみつなどの甘味に使われているイメージがありますよね。
でも、実は白玉自体に甘さはないので、お雑煮に入れても味の邪魔をすることはないのです。
お餅のようにモチモチしていますが、つるっとしているのでとっても食べやすい。
もちろん喉の詰りには気を付けなければいけませんが、お餅に比べれば全然食べやすいです。
今回の3つの具材の中で、一番多くの人になじみ深いものだと思います。
ぜひ一度お試しあれ~。
初めて雑煮を作った。餅の代わりに白玉。実家の雑煮はくわいと餅だけでシンプルなんだけど関東風は具沢山なんだねー。 pic.twitter.com/pocdsIQGor
— じゃいこ (@jai_jai_jaiko) January 1, 2021
お餅が苦手な高齢者には代わりにすいとんがお雑煮にはおすすめ
白玉と似ているのですが、すいとんも同じようにお餅の代用として使えます。
白玉は白玉粉から作りますが、白玉粉を常備しているというご家庭は少ないと思います。
しかし、小麦粉ならどのご家庭にも置いてありますよね。
すいとんは、この小麦粉と水があれば簡単に作ることができます。
小麦粉に少しずつ水を入れてこねて、耳たぶぐらいの固さになればハイ出来上がり!
簡単でしょ?
お餅というよりは、モチっとしたうどんに近いかもしれません。
でも、柔らかいので簡単に噛み切れて、高齢者の方でも飲み込むのは楽ですよ。
他の具材との相性も良く、これがまたお雑煮では合うのです。
子供達が育てた野菜や小麦で作ったすいとんが盛り沢山な雑煮
雑煮、ボランティアで一緒に作ったよ。
沢山食べまーす😃 pic.twitter.com/1tvMFakLSa— ドラ猫🐿🌸🍒❤(チーム嵐・チーム✋) (@sholovedoraneko) December 19, 2018
作り方が簡単なきりたんぽはお餅の代用としておすすめ
そして最後の3つ目の具材は、秋田県の名物として有名なきりたんぽ。
これは元々、お餅と同じ原料であるお米で作られているものです。
鍋としてよく食べられていることからも分かるように、汁物に入れて食べても美味しいのでお雑煮にもよく合います。
きりたんぽと言えば、ちくわのような筒状のものになります。
秋田の家庭ではきりたんぽを筒状にしないで、丸い形にしたものを鍋や汁に入れて食べることが多いです。
これは「だまこ」と呼ばれている、秋田県の郷土料理です。
作り方は、こちらも簡単。
炊いたお米を潰して、手で丸くするだけです。
汁物に入れて食べるのですが、きりたんぽのような形を作るよりもかなり簡単です。
この「だまこ」もモチっとしていても伸びることがないので、高齢者の方がのどに詰まらせる心配がありません。
例年通り、義実家から雑煮をもらって帰宅。義祖母家のお餅を入れて食べたよ!娘のにはお餅の代わりにだまこ餅(お米を潰して丸めたもの)を入れたら良く食べた♡ pic.twitter.com/BjvCQxj4uf
— 🌕ぺこ®3y&1y (@peco20152018) January 1, 2018
お雑煮の味付けは全国的に醤油が多いが地域差もある
さてそのお雑煮ですが、中に入れる具材も色々ですが、地域やご家庭によって味付けも様々ですよね。
皆さんのご家庭では、お雑煮はどんな味付けにしているのでしょうか?
全国的に見ると、醤油で味付けをする地域が多いようです。
また味噌(みそ)で味付けをする地域もありますが、味噌と聞くとどうしても名古屋を連想しますよね。
実際はどうなんでしょうか?(名古屋の人、コメント下さい)
私が住んでいるところは醤油で味付けをし、具材は鶏肉・大根・人参などがメインです。
あとは、ゴボウ・椎茸・凍み豆腐(高野豆腐)・かまぼこなどなど・・・。
小さい頃から、お雑煮と言えばこんな感じでした。
そんな郷土の味に慣れ親しんだ私が驚いたのは、香川県のお雑煮を頂いた時です。
白味噌で味付けがしてあって、真っ白な汁の中に丸いお餅が入っていたのです。
そして何と!そのお餅の中にはあんこが入っていました!
この衝撃的な組み合わせに私はかなり驚きましたが、香川県ではそれが当たり前に食べられています。
しょっぱい汁なのに甘いあんこが出てきて、う~ん何と表現したらよいのやら・・・。
残念ながら、私はまた食べたい!とは思えませんでした(笑)。
香川県のみなさん、すみません。
【香川県かねやんが作るお雑煮】
白餅あんこ入りのお雑煮🍡😛
香川県高松市ではお正月になると
『あんこ餅』『白味噌』で作った雑煮を食べる家が多いです✨
皆さんの家のお雑煮はどんなの?
今年は丑年だから🐮の蒲鉾を入れました❤️一緒にたべよっ!! pic.twitter.com/Ftk2TNcwU8— ★かねやん★ (@KcPUI5dQdQEuBE8) January 1, 2021
でも、こういった地域差を味付けを知るのも面白いですよね。
こうして見てみると、全国的には醤油(すまし)の味付けが多いですが、地域によっては面白い(?)味付けもあります。
色々と試してみるのも良いかもしれません。
【まとめ】お雑煮はお餅の代わりに野菜などの具材を入れてもおいしい
お雑煮ひとつ見ても、様々な具材や味付けがありますね。
お雑煮は地域だけでなく、それぞれのご家庭によっても味付けや具材を工夫されていると思います。
またお餅以外にも代用できるものとして、白玉・すいとん・きりたんぽなどを紹介しました。
どれも醤油でも味噌でも、どちらの味付けでも合います。
両方食べ比べてみるのも、いいと思います。
最後にお餅が嫌いな人で、さらにこれら白玉・すいとん・きりたんぽもあまり得意ではない、という人もいると思います。
そんな人は無理にお餅等を入れなくても、野菜などの具材をたくさん入れることで十分美味しく頂けますよ。
慣れ親しんだ味を作るのも良し、新たな味や具材に挑戦してみるのもまた楽しみがあっていいですよね!
香川県のお雑煮は、機会があればぜひ食べてみて下さい。
感想をお待ちしております。
※この記事は、パティシエの「エミ~」さんが書きました。
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