スノーボードで1440の読み方や意味は?どんな難易度の技なのか調べてみた
平野歩夢選手、平昌オリンピックでのスノーボード・ハーフパイプ銀メダルおめでとうございます。
今回は、その歩夢選手の技の名前にある「1440」の意味について調べてみました。
そもそも、1440って何て読むの?せんよんひゃく…?
先に結論を書きます。
1440は前半の14と後半の40に分け、それぞれ英語で「フォーティーン・フォーティ」と読みます。
意味は技の回転数を表しており、1440度=4回転になります。
※この記事は2018年に書いたものです。
1440はスノボの技で4回転することを表す
平昌オリンピックで、平野歩夢選手が「ダブルコーク1440」を連続で決めて話題になりました。
この数字の1440は、何を表していると思いますか?
この数字は、どれだけその技で回転したか?という技の「回転数」を表しています。
1回転すると360度、半分なら180度ですね。
簡単に言うと、1440はこのような「○度」の数字なんです。
つまり、1440÷360=4なので、ダブルコーク1440は4回転する技になります。
これを見て連想するのが、フィギュアスケートのジャンプ。
フィギュアスケートでは「シングル・ダブル・トリプル」、そして「4回転~」と言いますよね。
こちらの方が聞き慣れていますが、スノボだと回転数をそのまま数字で表しているわけです。
#平昌五輪 #スノーボード #ハーフパイプ 、2大会連続銀メダルの #平野歩夢選手 の「ダブルコーク1440」の連続合成写真です。 pic.twitter.com/jK2kjEmenB
— 東京新聞←2㍍→写真部 (@tokyoshashinbu) February 14, 2018
読み方は「フォーティーン・フォーティ」
そして1440の読み方ですが、「フォーティーン・フォーティ」と読みます。
前2桁(けた)と後2桁に、数字を二つに区切って読みます。
これは、英語で西暦を読む時と同じ読み方ですね。
なので1440なら、
14=fourteen=フォーティーン、と
40=forty=フォーティ、ですね。
14と40は、発音する時のアクセントの場所に違いがありますが、そこまで気にする必要はないと思います。
テレビの解説者も、「フォーティーフォーティー!」って適当に言ってるように聞こえますので。
また、下の他の回転数と比べれば分かりますが、「フォーティーン」と頭に付けば1440度(4回転)なんだな、と理解できます。
他の技と聞き間違えることはないですね。
1回転…360度は「スリーシックスティ」
1回転半…540度は「ファイブフォーティ」
2回転…720度は「セブントゥエンティ、もしくはセブンツー」
3回転…1080度は「テンエイティ、もしくはテン」
3回転半…1260度は「トゥエルブシックス、もしくはトゥエルブ」
【まとめ】4回転する1440だが回転の方向や高さで難易度も変わる
1440が4回転する技と分かれば、その難易度も分かりますね。
あらためて、歩夢選手の凄さを実感。
単純に回転数だけ見れば、よりたくさん回転する方が難易度が高いと言えます。
しかし、スノボでは回転数だけではなくて、
縦回転なのか?横回転なのか?
はたまた、その両方を組み合わせたものなのか?
によって、技の種類(名前)も難易度も大きく変わります。
もちろん「高さ」も忘れてはいけません。
結論として、1440は確かに4回転もするスゴイ技ですが、どんな4回転なのか?も重要になるわけです。
…となると、気になるのは「ダブルコーク」の意味ですよね。
こちらについては、下記の記事で解説していますので合わせてどうぞ^^
ディスカッション
コメント一覧
私は在日歴10年のベトナム人です。
平昌オリンピックを見ていて、4014ってなんだろうと思って調べていてこの記事を見ました。
正直フォーティーンフォーティーと言うのはすごくダサいと思います。
日本語に訳しにくい言葉や、長くなってしまう言葉を英語で言うならわかります。ベトナム語でもそういう時は英語を使います。
でも、1440°とか、日本語がちゃんとあるのだから、フィギュアスケートみたいに3回転半とか4回転とか言えばいいのに、敢えて日本人しか聴解できない変な発音の日本語英語を使うのって、私達外国人から見たらすごく滑稽です(私は日本人の英語にやっと慣れてきたので、わかりましたが。。)。
日本人にも日本語という素晴らしい言語があるのだから、もっと自分の国の言葉や文化を大切にして欲しいなと思いました。
日本人は、横文字・カタカナ文字が好きなんですよ。特に日本語が嫌いという感情はないと思います。
なんか英語で言ったほうがカッコイイんです。
日本人って英語のTシャツ着てますよね?
でも何て書いてあるのか、9割以上の人が気にしないで着ていると思います。僕もその一人です(笑)。
外国の方には漢字の書いたTシャツが人気ですが、逆にあれは日本人にはウケません。
なんでしょう?これも「そういう文化」だと思います。
繰り返しますが、特別に日本語が嫌いとか避けているという感情はないです(少なくとも僕は)。
あと、フィギュアの3回転半や4回転ジャンプについてです。
シングル・ダブル・トリプルジャンプと来て・・・4回転ジャンプ。おかしいですよね??
これは本来4回転は「クアッド」と言うのですが、「クアッドジャンプ!」と言うと、お茶の間の99%の日本人が
ん( ゚Д゚)?
ってなるからです。
クアッドは、パソコンのCPUに詳しい人ぐらいにしか伝わらない言葉なんです。
だからわざわざ「4回転」と言っているのです。
でも繰り返しますが、日本語が嫌いなわけじゃないです!