ただのコーヒーカップじゃないよ。
「え?ぐるぐる回るだけっしょ」
「子ども向けっぽいし…」
そう思って、乗る優先度を下げていませんか?
実はベイマックスのハッピーライドって、良い意味で予想を裏切って来ます。
「もう一回!」という気持ちが止まらなくなる、独特の中毒性があるんです。
この記事では、ライドの仕組みから人気の理由までを解説します。
ハッピーライドの特徴と人気がある理由
「思ってたより、マジで楽しかった!」
ハッピーライドに乗った人から、このような言葉をよく聞きます。
その理由は、複数の要素が絡み合って、今までにない体験ができるからです。
ひとことで表せば「列に並ぶ前からすでに楽しさが始まっている」ですね。
こんなアトラクションは、TDL全体でもなかなかありません。
なぜここまで楽しいのか?を、ひとつずつ見ていきましょう。
↓公式の動画です。
見た感じではコーヒーカップ(ティーカップ)ですが…。
列に並んでいる時から楽しい
エリアに近づくだけで、アップテンポなオリジナル楽曲が聞こえてきます。
知らず知らずのうちに、体が動き出す。
列に並んでいる間に、すでにテンションがアゲアゲ。
こんな状態になれるアトラクションって、TDL全体でもなかなかありません。
ライドに乗り込む前から気持ちが高まっているので、実際に動き出した時の楽しさが、何倍にも感じるんです。
外から見ているだけでも楽しい
ハッピーライドには、乗っていない人たちが周りに集まるという、不思議な現象があります。
ライドを待っているゲストはもちろん、通りがかっただけの人、すでに乗り終えた人。
みんなが自然と足を止めて、音楽に合わせて体を揺らし始めます。
TDLのアトラクションの中で、乗っていない人まで引き込んでしまうものは、そうそうありません。
シーのタワテラぐらいですかね、外から気になるヤツは。
この巻き込み力こそが、ベイマックスのハッピーライドがもつ、異質な魅力のひとつなんです。
ティーカップとは全然違う動き
ハッピーライドは回転するだけでなく、左右に大きく振られる動きが特徴です。
ケア・ロボットのベイマックスの後ろにつながれたライドが、8の字を描くように動き、遠心力で体がぐいぐいと引っ張られます。
隣に座った人と肩がぶつかったり、体重をかけ合ったり。
家族やカップルで乗ると、思わず「ごめーん!」と笑いが起きますね。
ティーカップ(コーヒーカップ)のような、自分でコントロールできる回転とは違い、どこに振られるか予測できないのがポイントです。
コーヒーカップほどは酔わない
左右に振られる動きは、見た目よりも迫力があります。
しかし、ぐるぐる回転しないため、乗り物酔いにはなりにくいです。
「コーヒーカップは酔うから無理だけど、ベイマックスなら大丈夫だった」
という人もたくさんいますね。
身長81cm以上から乗れるので、小さな子どもでもOK!
スリルを感じながらも、そこまで激しすぎない。
この絶妙なサジ加減が、老若男女に人気の理由です。
音楽は6曲がランダムで再生される
ハッピーライドが人気の理由は、ライドの仕掛けよりも、音楽の効果の方が大きいと思っています。
使用されている楽曲は、全6曲。
- ビー・エー・ワイ・エム・エー・エックス
- ア・ニュー・アングル(新しい視点)
- ハッピー・ソング
- バララララララ
- クー・ルー・リー
- ワン・スイート・ライド(花咲く旅)
です。
どの曲がかかるかは、乗るまで分かりません。
曲によって照明の色もライドの雰囲気も、ガラッと変わります。
「今回はこの曲だ!」というワクワク感が毎回あるので、何度乗っても新鮮に感じられますよ。
これがリピーターを生む、大きな仕掛けになっています。
音楽の影響って大きいですよね。
全曲制覇を目指しましょう。
ミセスみたいなJ-POPメロディ
流れる音楽が、ミセス(Mrs. GREEN APPLE)みたいな曲調と、過去に話題になったことがあります。
実際には、アトラクションオリジナルの楽曲。
しかし、大人気のミセスに例えられるほどキャッチーで、J-POPなメロディなんです。
ディズニーのアトラクション音楽にしては珍しく、ライドを降りた後も脳内再生されるほど中毒性があります。
ディズニーは、このアトラクションのためだけに、オリジナルアルバムを制作しています。
その力の入れ方が、音楽のクオリティに表れているのです。
ちなみに個人的にディズニーで好きな曲は、2010年頃に使われた「イースターワンダーランド」ですね。
あれは名曲だと思います。
夜は昼とは違った雰囲気がある
陽が落ちてからのハッピーライドは、昼間とは違った雰囲気になります。
きれいなネオンが点灯し、音楽と組み合わさることで、ダンスクラブのような空間です。
昼間は明るく、ポップな可愛らしさ。
夜はエレクトリックで、サイバーな熱気。
同じアトラクションで2つの体験ができるのも、「もう一度乗りたい!」と思わせる理由のひとつです。
昼しか乗ったことがない人は、ぜひ夜も乗ってみて下さい。
踊っている人は一般のゲストたち
アトラクションの周りで、完璧な振り付けを踊っている人いますよね。
「あの人たちは一体何者?」と思ったハズ。
あの踊っている人たちは、ディズニー側のパフォーマーではありません。
普通のゲスト、つまりディズニー好きのファンの人たちです。
ハッピーライドでは、キャストが曲に合わせて踊るのが定番です。
それを見たゲストが自然に真似し始め、気がつけばオリジナルの振り付け文化が生まれました。
誰かが「こう踊りましょう」と決めたわけではなく、自然に形になったもの。
それが今や、TDLの名物のひとつになっているのです。
キャストはずっと踊り続けている
その場の空気を作っているのが、やはりキャストの存在です。
ハッピーライドのキャストは、曲が流れている間ずっとノリノリで踊り続けています。
その熱量が周りに伝播して、並んでいるゲストも体を動かし始めるといった感じですね。
ライドに乗る前から、すでに参加型のお祭りが始まっているわけです。
振り付けは見よう見まねで十分
「振り付けって、覚えないといけないの?」と不安になりますよね。
大丈夫です、全然そんなことはありません。
基本は曲に合わせて手を振ったり、手拍子したりするだけでOK!
並んでいる間に、キャストの動きをチラっと見ておくだけで、自然と体が動くようになります。
恥ずかしがらず、ちょっとだけ乗っかってみると、テンションが一気に上がりますよ。
主人公が日本人の唯一のディズニー映画
ベイマックスが日本で愛されている理由のひとつに、主人公ヒロ・ハマダの存在があります。
ヒロは日系アメリカ人の少年。
舞台のサンフランソウキョウには、日本文化が随所に描かれています。
ディズニー映画の中で、日本にゆかりのあるキャラが設定されているのは、このベイマックスだけ。
海外のディズニーファンがTDLに来た際、
「なぜ、ベイマックスのカチューシャをしている人が、こんなにいるの?」
と驚くほど、日本のゲストにとって特別なキャラクターになっています。
個人的に思うのは、このアトラクションは乗り物を楽しむ場所というより、その場にいる全員で何かを作り上げる場所、に近い気がします。
だから乗っていない人まで足を止めるし、乗り終えてもまだその雰囲気の中にいたくなるのです。
まだ、乗ったことがない人には「乗らないと絶対後悔するよ」と言いたいですね。
すでに乗ったことがある人は、ぜひ夜の時間帯に乗ってみることをおすすめします。
昼間とは全然、別のアトラクションに感じるハズです。

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